2017.02.22

我が子の成績をあげるにはどうしたら良いか?

国語や算数、といった教科の成績を良くしようと思うのが、そもそもの間違いだ!!(笑)
・・・と、言ってしまってはミもフタもないのだが。(笑)

生きて行くうえで、一番大事なことは何か?
それは、通知表の成績をあげることにフォーカスするんじゃなくて、生活力をつけることだ!!
と、思うのだ。

だから、その子の年齢に合わせて、できることをさせてきた。

幼稚園くらいになれば、刃物を使わせる。
年少くらいの時には、ピーラーでジャガイモの皮むき。
むいた芋を、半分に切ってやればコロコロ動かない。
そこから先は、包丁でカレーの具材に切るくらい、年少児でもできる。
年長さんくらいになれば、リンゴの皮むきだってできる。

こわいけれど、手を出さずに目をかけてやれば、子どもだって、色んなことができる。
やりたがる時、面倒くさいから、危ないから、といってやらせないのは間違いだ。

やりたがる時は、できる時。
親が手を出さずに、危ないことだけ目を光らせておく。
そしてちゃんと話して聞かせる。
刃物は便利だけれど、危ないものだということ。
だから、イライラしている時には自分をも、人をも傷つける恐れがあるから使ってはいけないこと。
嬉しい気分の時に楽しく使うこと。
言って聞かせれば、小さくてもちゃんと分かる。

ある程度大きくなれば、ゴミ出しだって、子供に任せる。
小学生になれば、味噌汁だって作れる。
それらを、そばで見ながら、やらせる。
目は配るけれど、手は出さない。

一見、勉強とは何の関係もない。

だけど、手先を使うこと、ものの順序を組み立てること、・・・そういった日常生活での生きて行くための知恵が身につくと、勉強の段どりだって、自然に良くなる。
刃物を使うと、脳も活性化するらしい。

そうそう、肝心なのは、色んな事ができるようになったら、心からほめること。
少々不細工でも、家族が食べるのだから、問題ない。
美味しいものは美味しいのだ。
何より、「あなたが作ってくれたものは美味しい。」という言葉をもらえたら、私だって嬉しい。あなただって、嬉しいデショ?
大人の出来具合と比べたりしてはいけない。
「あなたにも、こんなことができるようになったのね?」と言って喜び、やってくれたことへの感謝の気持ちを思いっきり表現する。
すると、喜んでどんどん色んなことをするようになる。

各人、個性が違うから、兄弟で「上の子はこの歳にはこれができたのに」なんていう比較も、NGだ。
自分がやりたいと思うことを、思った時にやらせる。

これが、成績を良くする一番の方法だ。
と、生長の家で教わった。(笑)

つまり、大事なのは「器用な子に育てる。」って、ことかな?