• 2016.12.07

    「ええーー!?そんなぁ!私だけ!?
    お寺さん相手に、一体何話したらいいのー?」

    と叫んだのは我が家の末っ子。高校生。
    先日お寺さんが暮れのお参りに来て下さる日、直前になって仕事に出ることになった。

    「その日は先約があるから、もし私が出るようになるならすぐに連絡して下さい。」

    って、ボスには頼んでたんだけど・・・。
    連絡があったのはあまりに迫ってからだったので、お寺さんに順番替えて下さいっていうのもアレだし。

    誰もいないわけじゃなくて1人いるなら、お寺さんだって計画通りの順番で回った方が良いに決まってるし。
    というので、娘にお願いした。

    「お寺さん、あがってきたらいつも仏様に直行だから、お数珠とお経本あんたの分を準備しておいたらOKだし。
    お経が済んだらお茶出して、お布施もここに用意したからこれを出すんよ。」

    というわけで、冒頭の言葉。

    「お寺さん相手に何話したらいいのーー?」
    「何にも言わんでいいよ。黙ってお茶出したらお寺さんが話してくれるから。」
    「・・・お姉ちゃんはーー?」
    「私、出勤~♪♪」

    さて、仕事を終えて帰宅してみると、ニコニコだった。

    お経の後で

    「それではご焼香ください。」
    って言われて、
    「ショウコウ??・・・あ!焼香か!」って、一瞬考えただけで分かったし!

    線香つけて、ナマンダブって、言ったんだけど、言って良かったの?
    そっかーー。良かった~。間違ってなかった!!

    更に、資格試験の受験票を仏壇に置いていたのを見て、お寺さんがその資格のことについて話をしてくれたそうだ。
    たまたまお留守番の娘のものだったので、

    「仏様に置いといてよかったーーー。」
    受験票やら、通知表やら、「ご先祖様に見てもらおう」とか言っていつも仏様に置くのだが、ちょうどよいのが上がっていて、良かった。(笑)

    実は、普段なら、お寺さんが来られる時には撤去するんだけど、今回はわざと置きっぱなしにした。
    お寺さんも、私の意図をくみ取ってくれたみたいで、その資格試験の話題を振ってくれたらしい。

    初めてのお寺さん相手のお留守番。
    無事にやリ過ごせて、ちょっと大人になれたかな?(笑)