またやって来る大正ロマンの芸者!!

いや~!!
お久しぶりに着付けのお話でございます。

着つけ師の私たちにとって、年に一度のビッグイベントは、成人式だけじゃなく、もう一つあります。
4月29日の錦帯橋祭り!!

去年は、私はパスさせてもらったんです。
なにせ生活スタイルが変わったばかりで忙しかったのです、あの頃。さらに、去年は同じ日に結婚式場の仕事もあったので、私はそっちに回されました。
「アンタ練習に来られんじゃろ?普通の仕事もあるけえ、いつもの結婚式の親族着付けに行ってちょうだい!」
って、ボスから言われまして・・・。

まあ、そっちはそっちでタイヘンではあったのですが。

・・・そういうわけで、今年は2年ぶりの錦帯橋祭りの大正ロマンの着付けが待ってます!!
あれはタイヘンです!!何しろ芸者の着付けです!!

何がタイヘンなのかというと、
・着物が古い。ちょっと強く引っ張ったら、破れてしまいそう。
・古いから、帯が昔のもの。表も裏も豪華な刺繍の丸帯で、しかも分厚い芯が入っている。つまり、とっても締めにくい。
・普段はやることのない、変わった着付け方。

などなど、色々タイヘン。
でも、面白かったり。(*^^)v

2年ぶりにやってみたら、「あれ?ここはどうやるんだっけ??テンクラわからん!!」
というわけで、久々に日ごろサボって練習に行かない着つけ師も、練習会場に集結。

大騒ぎしながら、思い出しました。
「ああそうか、ここはこうだった!!」

「大丈夫よ!アンタら、なんだかんだ言っても、その場になりゃ、いつでもちゃんとできるじゃ。任せたよ~。」

で、何人やるの?
え?10人!?

「それが済んだらその後で結婚式の着つけもあるけぇね~。成人式並みに仕事してもらうよ~!」

・・・ってオニですか?ボス!!

写真は、今日、家で練習したものです。