先生、コーヒー、死んだんよ。

ああ、やっぱり死んじゃったの?

うん。
だって、小屋の前に花瓶が置いてあったし、お花が活けてあった。
餌も置いてあるんよ。

・・・小学校のウサギが死んだらしい。
その名はコーヒー。

なぜコーヒーなのか、年寄りなのか若いのか、一体いつから飼っていたのか、詳しいことは何も分からない。
だが、ウサギがいなくなったことは、寂しいんだなということだけは分かる。

先日の習字教室の時にも話題に出ていたが、今日もそんなことを言っていた。

ん?
・・・今日?

そう。
今日は金曜日だから習字教室の日ではない。

だけど、帽子がなくなって、探している子が、学校帰りに寄ってくれた。
習字の時にうちに置き忘れたのかも知れないということで。

残念ながら、我が家では見当たらない。
「今度は月曜日に学校の落とし物箱を探してごらん」と、アドバイスしておいた。

たまたまその子の近所に用事があったので、一緒に歩いて帰った道での会話だ。

前にもそんなことがあったっけ。

そういえば、以前習字教室に来ていた子たちがかわいがっていた猫も、変わった名前だったな~。
と、思い出す。

みんなでかわいがっていたのに、いなくなっちゃった。

何か月もたって、ある日錦帯橋のそばで見つけた!!

「先生!!ウシがおったんよ!!」

「わ~、元気じゃった?」

「うん!錦帯橋のへりにおったけぇ、連れて帰ってきた!!」

たまたまその会話をお向かいの奥さんが聞きつけて、

「なに!?牛を連れて帰った?どこに!?」

いやいや、・・・(笑)
「ウシという名前の、猫なんですよ。」

「なんじゃ、猫か!」(爆笑)

ありがたいよね(#^^#)

いろんなことが今まであったけど、こうやって子供たちと会話できる環境って、ありがたいな~と、つくづく思う。

うちの子供たちはみんな大きくなっちゃって、社会人ばかり。
なんとも静かな我が家だけど、週に2回は小学生がやってくる。

元気の源だよね~。(#^^#)

コーヒーが死んじゃって悲しいけど、ウシが帰ってきたみたいに、また今度ひょっこり別のウサギがやって来るかもしれないし。

明日はいいことが待ってるよ、きっと!
帽子もきっとどこかから出てくるよ、きっと!

と、話して手を振って別れた。(#^^#)