2016.06.22

「ここはぐるんと回るんじゃなくて、こういう風に△に曲がってごらん?」

習字教室では、よくそんな風に言ってみる。

小学校1年生、いや、幼稚園から慣れ親しんできたひらがな。

悲しいことに、ほとんどの人が活字を見て覚えているものだから、丸く回してしまう。

「す」の回るところ。

「む」の回るところ。

「る」の回るところ。

・・・。

ほんのちょっとの回り方の違いなんだけど、それを変えてみただけで、とたんに上手く見えてしまう。

子供には、「今まで覚えてきた字は間違えだと思え」

などと、ちょっとカゲキに言ってみたりもする。

「わー、ホント。こっちの方がカッコイイ!!」

そう、そうなのですよ。(笑)

ほんのちょっとのポイントを押さえてみただけで、字は格段に美しく見える。

ちょっとしたことなのに、どうして学校で教えてくれないのかな~。

それはやっぱり、・・・活字のせいだ!!

一度に大量に印刷できて便利。

でも、お陰でヘンな形になっちゃってないですか?

もっと不便で、でも何か心温まるモノ。

それは、・・・手書きであらわされた文字なんじゃないかな?

水曜日の午後は、大人の実用習字教室と、夕方から小学生習字教室。

大人の教室は、始めてから今月でまる1年が経っちゃった!

芸術の指導はしないけど、日常生活の中での実用文字の練習。

「もうちょっとカッコよく書けたらいいな。」

そんなあなたのお役に立ちます!

水曜日は、あと2人まで!!

あなたも、いかが?(笑)