ご存じでしたか?
今日は、「国際識字デー」だそうです。
1965年の今日、
ユネスコが本日を
「国際識字デー」と決めたのだそうです。
奇しくも、私が生まれる2日前ですが。(笑)
『職場の教養』の今朝のところに
「国際識字デー」の話が書いてあり、
初めて知りました。(*^^)v
※『職場の教養』とは、
《倫理法人会》という経営者団体で、
会員だけが頂ける、
日々の心がけなどが書いてある冊子です。
今日の個所の締めくくりには、
こんなことが書いてありました。
文字を読み書きできることは当たり前ではない。
伝えたり教えたりしてくれた人たちのおかげである。
改めて、先人に思いを馳せる一日にしたい。
字を上手に書くための第一歩とは
ところで、
私のオンライン美文字講座では、
よく皆さんにお話します。
「文字の読み書きができることって、
実は素晴らしいことなんですよ。
その事実に気づいていますか?」
っていうところから私の講座は始まります。(*^^)v
だって、考えてみてください。
文字ができてから、
人類は何ができるようになったでしょうか?
それまでは口伝えしかできなかったことが、
書き残しておいておくことができるようになったんですよ。
つまり、文字って何かと言うと、
時間と場所を経て、
人に伝えたいことが伝えられる、
伝達媒体なんです。
もちろん、伝える相手は他人だけではありません。
未来の自分自身に伝えることもできます。
うっかり忘れそうなことを
書きつけておいておけば、
後からそれを読むことができますよね?(*^^)v
そう!
字って、
伝達媒体であり、
何か伝えたいことを伝えるための道具なんです。
それを考えると、
「字が上手に書けなくて恥ずかしい」
っていうキモチ、
気にしなくてもいいんだよ~。
ってことに、
気づきませんか?
字は伝えるために書くものである。
そうです!
伝えるための物だから、
伝わればいいんですよ。(*^^)v
郵便物の表書きは、
郵便屋さんに届けてもらうために書くものです。
だから、
郵便屋さんに判読できて、
届くことができたなら、
あなたの表書きは立派に役目を果たしたことになるんです。
そっか~。
郵便が届けばいいのか~~。
と気づけば、
気持ちが楽になりませんか?
ここで気づいてほしい日本人の優秀さ
しかもですよ、
考えてみてください。
私たち日本人は、
一体どれだけの数の文字を駆使して
日本語を書いていますか?
ひらがな・カタカナ合わせて100文字近い数です。
その上、漢字の数なんて、
数え切れませんよね?
学校で習う常用漢字だけでも、
2000文字程度あるそうですよ。
しかも、
普段使うのは、
常用漢字だけではありませんよね?
固有名詞になると、
もっとたくさんの文字を使います。
それらを読むことができ、
書くことができる私たちって、
素晴らしく優秀な民族だったんです!
アルファベットの国と比べてみると
以前アメリカ人のお子さんを
指導していた時期がありました。
その子は、
小学5年生から、中学2年生まで、指導しました。
結構大きくなってから出会った子です。
しかも、かなり優秀な子のようでした。
父親は
男の子なら誰もが憧れるような部隊の、
部隊長。
多くの部下たちに訓示をしている様子が、
YouTubeにアップされていました。(#^^#)
また、日本語は全く分からなくても
きちんとしたやり取りのできるお母さんでした。
その素晴らしい母親の態度から、
良い教育を受け、
おそらく教科の成績は
素晴らしい子なのだろうと思いました。
そんなお子さんなんですけど、
その子にとって漢字を書くというのは
非常に困難なことのようでしたよ。
そもそもそれまでに使ってきた頭の部分が違うのでしょう。
漢字の構造を理解することが難しいようでした。
習字で書く文字なんて、
さほど難解な文字ではありません。
それでも、その優秀な子にとっては、
難しかったんです。
外国人にとって、
慣れない言語というのはこんなにむつかしいのかと、
実感したものです。
私たちを考えてみると
さて、そんな難しい文字を
自由自在に、
いや、もちろん、
時々、・・・頻繁に?(笑)
間違えることもあるけれど、(笑)(笑)
それでも私たちは一応、
色んな文字を駆使して、
日本語を書けるわけですよ。
そんなことを考えると、
ここまで育ててくれた親や先生、
そして、
教えてくれる社会システムが構築されていることに、
ありがたいな~~~~
という気持ちをまず起こしてほしいのです。
そうなんですよ。
字の上手下手なんて、
大した問題ではないのです。
・・・みたいなことを、
書道教室を営んでいる者が言ってしまっていいのだろうか??
と笑いながらいつもセミナーをしています。(笑)(笑)
字にコンプレックスを持っている人の第一のつまづきとは?
つまるところ、
美しい字を書けるための第一歩は、
他でもありません。
キレイに字を書かなければいけない。
キレイな字を書けない私はダメな人。
この思い込みを突破することが、
最初の出発点なんです。
恥ずかしい気持ちを抱いていたら、
いつまでたっても上手に書けるようになんてなりません。
読めたらいいんです。
「そうだ、字を読み書きできるって、
ホントに素晴らしいことなんだ!」
と、気づくことこそが一番大事なことなんですよ。(*^^)v
そこに気づいて、
心を自由にのびのびとさせることから、
初めて美しい字は書けるようになるんです。
今朝は、
私がいつもお伝えしているようなことが
『職場の教養』に書いてあったので、
思わず朝からタイピングが進みました。(笑)
追伸
そんなことを言ってる私の講座を受けてみたいなら、
今は体験会の予約受付をしています。
次回の日程は今のところ未定ですが、
予約してくださった方には、決まり次第、日程をお知らせ出来ますので
ぜひこちらから詳細をご確認ください。