2017.02.17

役員についてどう思うかって?

「役員なんて大変なだけで、一銭の得にもならない。」・・・って、思ってるかな?
残念!!

人様の役に立てることは、買ってでもした方が良い。人望を集めるという、最大の徳=得となって、後々子どものためにも自分のためにもなる。(笑)

かつて岩国小学校では、クラスの全員が何かの役割を1つ受け持つ。というルールがあった。(今は知らないが)

初めての小学校。「病人を自宅介護している」と話すと、(その上乳幼児を連れているのは、見ればわかる)世話役さんが私にも出来そうな係を割り振ってくれた。

バザーの手作り品を作ること。(当時は大規模なバザーをしてたから)・・・それが初めての小学校での私の役割だった。家でヒマを見つけて何か手芸をすればよい。得意分野だ。

義父(チチ)が亡くなったら、いきなり幼稚園の会長に指名された。介護の大変だった時期、幼稚園にはそれはそれはお世話になった。自由の身になったとたん、園長先生からご指名頂いたわけだ。断るわけには・・・。

でも、かえってありがたかった。義父の死と介護がなくなったことで私の生活にぽっかり空いた喪失感を、役員の仕事が埋めてくれた。(笑)

それ以来、どの子かに、毎年なにがしかの役割をもらった。

それまで知らなかったいろんな知り合いができた。面白い人、気の合う人、尊敬できる人。色んな人と知り合いになって、世界が広がった。そのネットワークは、何にも替えがたい宝だと思う。

今、子ども会に入らない家庭が増えた。学校PTAにも入らないという人もいるらしい。役員がタイヘンだから。

でも、この間ウチの習字教室の保護者会で集まったお母さんたちは、「○○なら、私、得意です。お手伝いできますよ?」などと、話しておられた。
素晴らしい!!

何もかも抱え込むんじゃなくて、みんなで話し合って分担してそれぞれ得意分野を生かせばいい。

「みんなで協力して、自分の子だけじゃなく、みんなの子を、みんなで育てようという気持ちで行きましょう?」と、かつてある役員さんが会議の場で発言された。

本当に、その通りだと思う。

親の積極性を見て、子どもは育つから。(笑)