少数派は虐げられる?

2017.03.12

先日、私の投稿を見た方から、ご意見をいただいた。
左利きのことについて。
その方はご自身が左利きだそうで、色んな例を挙げて、説明して下さった。
世の中の仕組みが右利き仕様になっているから、左手では不便なことが多いということ。

なるほど、そういうものか。

あれからしばらく経つが、その間、色々な場面で左手を使って生活してみた。
スイッチを入れる。カードを差し込む。物をとる。
そういった簡単なことなら、意識して左手を使わなくても、その場、その立ち位置の具合などで自然に左右両方の手を使っている自分に気づいた。だがやはり、言われたように、駅の自動改札で切符を通すにしてもなんにしても、右手で使いやすいように何事も出来上がっているものだなぁ。と、素直に感じた。
多くの人が使いやすいようにモノを作るとなると、自然にそうなっちゃうんだな?

つまり、少数派の左利きさんは、常に世の中から虐げられているのか?

そう思うなら、虐げられながら生きるよりそもそも右利きに矯め直した方が便利だという発想から、左利きを矯正した方が良いという考え方にも、納得できる。ふむふむ。なるほど。

更に、横書きの文を書く時。左手で書くと、書いた直後の文字を手でこすって進んでいくため、汚れてしまうという。
これはさすがに、気づかなかった!!インクが乾く前にすぐこすっちゃうから確かに汚れてしまう。
右手で書いても2行目からは前の行をこするから汚れるけれど、書いた直後からいきなり汚れるというのは、確かに、なかなか面倒だ。

その立場に立ってみないと分からないことはあるもんだな~・・・。

しかしそう思うと、左利きの人に器用な方が多いのも、納得できる。利き腕ではない方を使うことを強制されて、何事もこなしているわけで、普通より両手を自由に使えるから器用になるんだろうな?

ふーむ。ならやっぱり、筆文字書く時くらい、左手でもいいじゃない?っていう気もするし。

さて、その方がどういうつもりで私にその話をしてくださったのか、意図するところは分からなかった。
物事を一面しか見ずに発言することを戒めて下さったのかもしれない。けしからんと、お思いになったのかもしれない。
そうであれば、申し訳ない。

あの時、「この話を是非したかったから、今日会えて良かった」と、おっしゃった。だから多分、ひどく気分を害されたわけではないんだろうな?むしろ好意的に注意喚起の意味で教えて下さったのかな?と、勝手に解釈している。(笑)

だとすれば、わざわざ私に対してその話をして下さったことがひどく嬉しい。(笑)
と、言うより何より、私が書き連ねている長文を、ちゃんと読んでくださっている!!という事実の方が、私にはすごく嬉しかった。
これからも、私が書く文章について、色々助言して下さったら嬉しいな♪

と、思う今日この頃。・・・・デス。(笑)

で、左利きについては、結局どうすんの?
ええ、それについてはもうちょっと考えてみます。(笑)
良かったら、あなたのご意見も、お聞かせくださいな。

追伸
その後、我が教室では、こんな感じになってます。(笑)