親の責任はどこにある?

「あれ?・・・はなまるがついとる!!」

外から戻ってきた時、練習用紙に はなまるがついていることに気づいたとたん、
その子は嬉しそうに再び書き始めた。

小学生書道教室、なかなかじっとして書くことの困難な子が数人いる。
だからといって、叱っても言うことを聞いてくれるわけでもない。

それに、もし叱って言うことを聞かせても、その場限りで続かない。

だから。
どうやったら注目させることができるか?

・・・それが、いつもいつも課題なわけ。(*^^)v

じっとできなくて、外へ遊びに出ることもある。
幸い、ここは公園の隣だから、出て行っても、行先はすぐ隣。
というか、大騒ぎしたくなったら、「公園で騒いどいで~。」って、言うことにしている。

先日は上手に書けている文字を見つけたので、いない間に、その字に はなまるをつけてみた。

待っていたら、そのうち帰ってきて、
・・・冒頭の反応。\(^o^)/

やはり、ほめてもらえるのは嬉しいらしい。(#^^#)

人間、やっぱりいくつになっても、褒めてもらえるとうれしいもの。
そりゃそうですよね?

私だって、そうだし・・・。(^^♪

大人の教室でも、「先生、どれが上手に書けてますか?」
って、無邪気に聞いてくる方もある。(^^♪

「ここがうまく書けてますよ」
と答えると、大喜び。
その様子を見て、こっちも嬉しくなるし。(#^^#)

実際、一番効果的な指導方法とは?

よくできている点に注目して、そこを伸ばすこと!
注目すべきは良い点であり、決して悪い箇所ではない。
良い所をクローズアップすることで、良くない所も自然にあとから良くなってくる。
それは、大人も子供も同じこと。

・・・って、分かってるはずなんですけどね。(^^♪

どうしても直すべきところがまず目についてしまって、
「ここはこうしたらいいよ~。」
と、つい言ってしまう自分がいる。

あちゃ、また良くない箇所を指摘してしまったな~。(^^♪

良い所から見つけていかなきゃ、誰だってイヤんなっちゃうのに。(苦笑)

この子の長所を伸ばせているかな?
この子の良い所を本当に探し出せているかな?

自分に問いかけてみては、またやり直す。(^^♪

ええ、まさに、やり直しの連続です。

・・・。
あなたはわが子に、どのように接していますか?
良い所、素晴らしい所を、見つけ出せますか?

今すぐできなくても、ちょっとずつ、やってみましょ?
誰にだって、いいところは必ずあるから。(#^^#)

つまりね、
子育てをするうえで、親の責任はどこにある??
それは・・・
その子のいい所をクローズアップする練習?

・・・ってところかな?
って、思うんです。(*^^)v