「は~。つかれた。・・・そうだ!左手で書こう。」
「え~、いいなーそれ!」(笑)
みたいな会話がありました。(笑)
真似して私も、左手で書いてみました。(*^-^*)
その子は左利きの子なんだけど、小学校に上がったときにお父さんと話し合って、右手で字を書くことに決めた。
それは、本人がパパと話し合って、「よし。字は右手で書こう。」と、自分で決めたこと。
なので、私はそれを全力でサポートしている。
本来、私の指導方針としては、それとは違って、左利きの子は左利きのまま、左手で字を書かせるのが、基本。
その方が上達も早いし、負担も少ない。何よりその子の個性を伸ばしたい。
だけど、例外もある。(^^♪
この子のように親御さんが希望された場合だ。
だって、その子のことを何より思っていらっしゃるのはご両親。そのご両親が納得できないことは、基本的に、やらない。
そういうと、一見、風見鶏的な意見に聞こえるかもしれないが・・・。(苦笑)
それに、左利きのことについては、様々な意見があることも確かだし。
何より最重視しないといけないのは、やっぱり親のキモチだ。
なぜなら、
始終そばにいて、これから一生かけて関わって行く親こそが、その子の人生を左右する。
だから、親の気持ちにそぐわないことをしてしまっては、何よりその子の幸せにはならない。・・・というのも、私の信念だし。
もし仮に、色々説明して、「ああそうですか、ではそのようにお願いします。」ということになったとしても、人は決して心底納得できるものではない。
何かの拍子には、「だから、あの時こうしようって言ったのに」という気持ちが出てくるもの。いくらいったんその時に了承されたからと言っても、人の心はそう簡単に変われるものではない。
・・・ということを、知っている。(笑)
その子は、右手で字を書こうと決め、一所懸命やっているので、私もそのつもりで接してきた。
だが、たまにはホッとしたい時もあるのだろう。
ちょっと疲れたから得意な方の左手で。(笑)
「疲れたから左手で書こう」なんて、右利きのものにはそんな発想はない。
少々疲れようがどうしようが、右手を酷使するしかないし。
だから、そういうのもなかなか新鮮で楽しい。
やってみた感じは
写真をご覧いただければお分かりのように、ゆっくり大きくひらがなを書くだけならなんとかいけた。
いい気になってちょっとスピードアップし、漢字も混ぜて小さく書いたら、「なんだ?これ?」な字になっちゃった!(^^♪
線がグニャグニャでまっすぐ書けない!!
みんなで笑いながら、楽しみながら、キレイな字を習得していく。
いつもガチガチに「これはこう!」って、決めつけるんじゃなくて、たまにはユルく、おおらかな気持ちでやっていければいい。
何より、字を書くことは楽しい。・・・それを味わってもらえたら、美しい字を書けるようになりたくなる。
右でも左でも、どっちでもいい。字を書くことは楽しいぞ!・・・と、思ってもらえればいいな。(*^-^*)