ケータイはどうしたかって??

2017.02.11

後輩からのリクエストによる、私の育児体験、続きます!!

おもちゃ・ゲームについてはそんな感じだったから、携帯電話についても、お察しの通り。

と、言うより何より、私自身が携帯を持っていなかった!!

・・・買ったのは5年前かな?

昔はそんな物なくても普通に生活できていたんだし、さして必要性も感じなかったナ。

今は持ってるけど、鳴ったら困る時にかかってくるので、携帯はたいていいつもサイレント設定。電話に出ることはほとんどない。(笑)

つまり、私を携帯電話の通話でつかまえようとは、・・・思わない方が良いデス。(笑)

話がそれたが、母親である私が持っていないのだから、子どもには「そんなものなくても、生きていけるよ?」と。

長男が高校卒業して家を出る時に初めて購入した。ただし、親が払うのは本体代金のみ。

高卒で就職の娘たちには、就職が内定した時点で、買っても良い旨は伝えた。

「でも、通信料がね~。」

と、ギリギリまで我慢してたナ。(笑)

何より携帯は高いものであることを教えるのも教育だと思う。

欧米では「高い通信料金を小遣いから出すのはムリ!」という理由で高校生は携帯なんて所持していないのが普通だ。

・・・と、何かで読んだことがあるので、私もそれに賛同!!

働いてもないのに携帯なんて贅沢だということを思い知らせるのも親の務めだと思う。

と、いうのが我が家の携帯に対する方針だった。

そんな娘たちだけど、高校生になってからiPodタッチは、お年玉&バイト代で買った。さすがに、今の高校生は連絡ごとがLineなので、部活やその他の通信手段が必要だったみたいで。Wi-Fi環境でのみ。

まあ携帯に比べたらマシか。という感じで、もう高校生だから、自主性に任せて。(笑)

参考になるやらならんやら、もっと良い方法があったかもしれないが、変人な私としては、これでも十分譲歩した方だと思っている。

2017.02.12

携帯でも、ゲームでも、根幹は一緒なのだが、子供には我慢する体験が必要だと思う。

世の中で起きている色んな事件の元の元は、つまるところ、我慢の欠如じゃないかと思う。

みんながやっていることを自分ができないからすぐにやけを起こす。だから、事件が起きるのではないかと。

不満の心は「足りない」と思う心だ。そうではなく、「いかに自分は恵まれているか」ということにフォーカスする練習を子供にはさせたい。

携帯なくても、ご飯はお腹いっぱい食べられる。ひもじい思いをしなくてよいのはどれだけシアワセなことか。

自分より貧しい人はいくらでもいるし、自分より体が弱い人だっていっぱいいる。

「上見て進め。下見て暮らせ。」

母から聞かされた言葉だ。

向上心は持ちつつも、つましい暮らしをしよう。というような意味に解釈している。

色んなメディアから繰り返される、借金のススメ。「審査不要で今すぐ貸します。」とか。

足りないから借りるんじゃなく、実はそのままで足りてることに気づくことの方が大事だと思う。

そしてあげくには「その借金の過払い金を取り戻せるかもしれません。」と来る。

あんなにしょっちゅう宣伝しているからには、弁護士さんたちは借金の過払い金を取り戻す手伝いで儲かるってことでしょ?

つまり、カンタンに借金できる仕組みがあり、借金返済に困っている人が山ほどいるというのが現実らしい。

我が子がそんなことで苦しむようにはさせたくない。

子供たちには、小さい頃から我慢する事を体験させる。みんなと一緒のことをしないと不安になるのではなく、みんなとは違ってても平気だよと、思える心を身につけさせたい。

とかなんとかカッコイイ事言っちゃって、実はケチなだけでしょ?・・・と、思う?(笑)

贅沢できるような経済状況ではなかったのは、事実だけど・・・。(苦笑)
みんなとは違うって、わかっているけど・・・。

だけどそれが結局は良かったと、信じている。