昨日のこと、私が信仰している生長の家の集まりにでかけました。講師として。

思いがけず、数年ぶりに出会えたお友達があり、楽しいひと時を過ごしました。
かつては、毎月のようにお会いしていた方だったのですが、ここのところしばらくお互いにご無沙汰で・・・。(^^♪

さて、参加者から、質問がありました。
昨日は、時間も少なくて中途半端な返事をしてしまったなと思ったので、ちょっと補足したいなと、思いまして・・・。

質問内容の具体的なことは割愛しますが、ふわっとしたところだけお話しすると、こんな感じです。

かつては普通にやっていたことが、今はどうしてもできなくなっちゃった。
どうしてもできないものはできない。だから、「もうやらない!!」って家族に言っちゃった。
だから今はもう、やってないんだけど、これでいいのか?と、心が痛む。
・・・どうしたらいいんでしょう?

みたいな内容でした。

さて、どうしましょうね??

その方は、初めてお会いした方でしたが、とてもまじめな方なんだなと、思いました。
そうでなきゃ、そんな風に自分を責めたりしませんもの。(^^♪

さて。
考えました。
仮に私がそこで、こう言ったとします。
「それはダメですよ。あなたがやるべきことだから、自分でやらなきゃ。」

と、否定したら、彼女にはやれるのか?

あるいは逆に、
「そんなに自分を責めなくても大丈夫ですよ。家族だって、あなたができないのは分かってくれてるんでしょ?甘えてもいいんじゃないですか?」
などと、肯定したら、彼女はそれで安心できるのか?

あなたなら、どう答えますか?

結局、
こう答えました。
「答えは自分の中にあるんですよ。
やらなかったら、自分の心がチクチク痛むんでしょう?痛む心は良心ですよね?
その良心こそが、神さまの声じゃないですか?」

そう言ってから、やれる方法はないものか、一緒に考えてみました。「こうはできませんか?」

ちょっとすっきりした顔で帰って行かれたのですが、できたらもうちょっと付け加えたかったな。と、私としては思うのです。

補足の部分

自分の代わりに家族がやってくれていることに対して、負い目に感じるんじゃなくて、感謝の言葉を述べてみませんか?
「ありがとう!!私ができなくなった分、あなたがやってくれるから助かる!!」

多分、それができてないから、「自分がやらなきゃいけないのにできなくて、家族はどう思ってるんだろう?」って、辛いんじゃないかな?

それにそもそも、それは主婦であるあなただけがしなきゃいけないことだったのか?
もしかしたら、家族のだれがやってもいいことなんじゃないのか?

話は全く違うけれど、我が家で私は、結構ぐうたらな主婦なんです。

ゴミ出しは子供が小さいころからやらせてきたので、もう10年以上、出したこともないです。
たまにゴミ出し担当の娘が泊りがけで出かけるときには、「かあさん!明日は焼却ごみの日なんじゃけぇね、忘れんと出してよ!!」と、言ってくれます。
「はいっ!!頑張りますっ!!」と、私。
どっちが主婦なんだか・・・。(苦笑)

洗濯だって、この頃は娘が起きたら洗濯機を回してくれるから、私は干すだけ。
・・・だったのは、数か月前までの話です。(^^♪

最近は部活引退してから登校時刻が遅くなったので、干してから行ってくれるようになりました。
つまり、今では、洗濯物を干すことすらやっていません。
あえて言うなら、
洗剤がなくなったら買ってくるくらい?(笑)

最近は、定年退職した主人が家にいることが多いです。
色々家事をしてくれるんですよね。私がやらなくても勝手にご飯ができてくるのはとても嬉しいし。

主人の方が早く起きて、弁当を作ってくれる時もあります。
あ、私も起きなきゃ。と思いながらもぐずぐずしてしまって、いやはや、申し訳ない。。。
と、思いながら遅く起きてきた日には、バッと両手を挙げて、「武内和恵、ただ今起きました!!ありがとうございます!!」
と、ふざけて叫んでみたりします。

できない時にはやってもらって、それに感謝して、楽しく暮らせばいいんじゃないかな?
って、思うわけです。

感謝しないで自分を責めるから、辛いんじゃないかな?

彼女は私よりちょっと若かったけど、もしかしたら、できなくなっちゃったのは、更年期かも?こんなこともありました。(笑)
体調不良があったって、人間、生きてるんだから、当たり前なんです。

そもそも家庭は家族みんなのものだから、みんなで協力し合って当たり前。
できないところはやってもらって、できる時が来たら、やればいい。
ありがとう、ありがとうって、感謝しながら、やってもらえることを喜んで、その喜びを表現したらいいんじゃないかな?

そしたら、そんなに悩むこともなくなるんじゃないかな??
そして、心がチクチク痛むこともなくなるんじゃないかな??

もっと肩の力を抜いて、何気ない日々の暮らしの中で、いつもの代り映えしないメンバーである家族に、言葉をたくさんかけてみたらどうでしょう?
あなたは、どう思いますか?