みんなが気持ちよく生きられる魔法の言葉

せんせ~~い!
会いたかった…。(涙)

玄関先でいきなり
涙のご対面となったのは、
毎週欠かさずお越しくださる生徒さん。

どうやら、
お家でトラブルがあったらしい。

「いらんことを言うてしもうた。」
とのこと。。。

家族というものは近しいがゆえの
トラブルもある。

わかっちゃいるけど
ついつい余計なことを言ってしまう。

ええ、私もいつもそうだし。。。

あれは言わなきゃよかったな~

なんて、生きてりゃ誰でも
日々、一つや二つは言ってしまうもの。

え?
日々一つ二つは多すぎ!?

私の場合はそんなもんです。(^^ゞ

そもそも、
トラブルの原因って、

お互いを憎みあってのことじゃない
ことのほうが多いから

厄介なのよね~。

「こうしたらもっといいのに」
が先にあって、
それがきっかけで
つい余計なことを言ってしまう。

義父が生きていたころには
そんなことの繰り返しだった。

最後の最後、
もう自力で何もできなくなったころになって、
やっとお互いに本音で
感謝の言葉を伝え合えた気がする。

まだまだ歩いて教室通いができるのは
元気な証拠だから、
トラブル起こしちゃうのも
元気な証拠なのかも?

みんな一緒だから
大丈夫。

人間だもの。
失敗はみんなする。

失敗してもそこから
何とか修復したいというキモチがあるなら
それが素晴らしいことじゃないかと
考え直してみてはどうだろう?

もう少し、
生きやすくなるんじゃないかな?

今日はそんなあなたに、
介護する側から、
言われたくない言葉と、
言ってほしい言葉を
プレゼントしよう。

嫌だった言葉は、
・すみません。
・ごめんなさい。

こんなはずじゃなかったのに。
厄介者にはなりたくなかったのに。

そういうキモチが見え隠れすると
介護する側はつらくなる。

なぜ、そんなに卑屈になる?
今までさんざん頑張って生きてきたんだから、
できなくなった時には若いもんの手助けを
もっと素直に受け取ってくれりゃあいいのに。

もっと堂々と
介護を受けて当然な立場なのに。

そんな気がしていた。

逆にそれを通り越してやっと出てきた言葉
・ありがとう。

ただただ、
善意を丸ごと受け止めてもらえた時の
「ありがとう」ほど、
嬉しく思えたことはない。

謝る言葉はもうやめて、
感謝の言葉だけを口にしよう。

ありがとう、ありがとう、
お念仏、お題目の代わりに
感謝の言葉を続けられるようになったら

もっと生きやすくなるんじゃないかな?

まだ私は
59年しか生きていない。

だから
80年、90年と生きてきた方の気持ちは
わからないことも多いだろう。

ただ少なくとも今、
この立場から言えるのは、

こっちの立場からの
そんな思い方かな?

あなたの毎日が
もっと生きやすくなりますように。