2016.01.26

小学生の習字教室。

一昨年から、月謝の仕組みを変えた。今は、紙(半紙・画仙紙・硬筆箋)も、墨汁も、本代も、全部月謝に含まれている。悪くなった筆も。だから、うまく書けなくなった筆は、無料で交換する。・・・ということになっている。

だけど、どうやら、分かりにくかったみたいで、最近、保護者に筆を新しく買ってもらった生徒がいる。筆が悪くなっていたことに、私が気づかなかったから。

「やっちゃた!申し訳なかったな。」とは思ったが、せっかく買ってもらったんだから、その新しい筆を使わせていた。・・でもこれが書き味の悪い筆だったりする。スーパーか、文房具店かで購入されたのだろう、値段はどれくらいだったのかわからないが、残念でしょうがない。

せっかく買ってもらった筆なのに、うまく書けない。・・・だから、ウチで用意している筆を使わせてみたら、「こっちの方がいい。」と言う。

結果、まだほんの数回しか使ってないけれど、交換させてもらいました。

・・新しく買って下さった保護者にはすごく申し訳なくて、・・・。

ウチの教室では、消耗品代はすべて月謝に含まれてます!書道誌代も、検定料金も、紙代も、筆代も、教室で使うものはすべてです!

なぜかというと、やれ「本代がいる」、「検定料金がいる」、「墨汁を売った」、「筆を売った」、となると、月によって徴収する金額が変わって来る。私のような小市民には、たまにドンと値段が上がったら、困ってしまうことがある。何事も計画的に、きちんとやってらっしゃるあなたにはそんなことないかもしれないけれど、私がそういうタイプだから、みんなもそうかな?って、つい・・・。

それに、学校へ行く時のようにちゃんとランドセルを背負ってくれていたら問題ない。けれど、自転車に乗ってやってくる習字教室では、荷物は前かご。ジャラ銭があると、落としてしまう子がいるのだ・・。実際、かつては何回もそういうことがあった。なにより、お金のトラブルは避けたい。ご町内の子供さんばかりだし。

だから、なにもかも、全部込みでの月謝。

他の習い事では、一体どうやってらっしゃるんだろう??

まあ、とにかく、ウチでは毎月定額でやらせてもらっているので「アイタッ、今月本代か!」なんてことはない。

筆が悪くなってたら、交換します。私が気づいてなかったら、遠慮なく言ってくださいネ?(笑)

何をどうやって運営していったらいいのか。普通の教室では、一体どうなのか?

おそらく、筆まで別料金請求しない教室は少ないと思うけど、「どうやったらみんなに喜んでもらえるだろうか?」ということを第1に、やっていきたいと、思っている。

だから、行き届かないところは、言ってくださいね?くれぐれも・・・。