2016.02.04

H:「先生、今日は病院行くけぇ早う帰るけぇ。ほんでね?学校でやるやつも練習するけぇ、手本書いて!」

と、習字教室にやって来るなり、やる気の発言。昨日のこと。

今月の練習課題をそこそここなして、学校で書くのを練習する。

私:「紙は本当にこの大きさでええん?」

H:「うん。この大きさ!」

私:「『平和な朝』よね?」

Y:「あれ?『平和の朝』じゃなかったっけ?」

H:「まあいいよ、どっちでも。とにかく、学校の手本。あんなんじゃ書けんし!だって先生、パソコンで打ったみたいな字なんよ?ありえんじゃろう!!」

Y:「うん。あれはないよね~。それに、今頃『書初め』って、おかしくない?普通正月に書くもんじゃろ?もう2月よ?」

子供の話なので、真偽の方は定かではないが、イマドキの先生なら、あり得るかも・・・。と、思ってしまう。手本にしても、時期にしても。

手本を書いてやると、嬉しそうに何枚か練習する。

私:「ねえ、病院行くんじゃなかったの?大丈夫?」

H:「うん。大丈夫、大丈夫。」

ホントに大丈夫なのかな?

まぁ、本人が喜んで練習してるんだから、・・・いいのかな?

私としては、一所懸命書いてくれるのが、とにかく嬉しい。毎月の課題以外の物さえ、手本を書いてくれとまで言ってくれるのが、ますます嬉しい。

やる気を出させてくれて、ありがとう。