「ええーー!?そんなぁ!私だけ!?
お寺さん相手に、一体何話したらいいのー?」
と叫んだのは我が家の末っ子。高校生。
先日お寺さんが暮れのお参りに来て下さる日、直前になって仕事に出ることになった。
「その日は先約があるから、もし私が出るようになるならすぐに連絡して下さい。」
って、ボスには頼んでたんだけど・・・。
連絡があったのはあまりに迫ってからだったので、お寺さんに順番替えて下さいっていうのもアレだし。
誰もいないわけじゃなくて1人いるなら、お寺さんだって計画通りの順番で回った方が良いに決まってるし。
というので、娘にお願いした。
「お寺さん、あがってきたらいつも仏様に直行だから、お数珠とお経本あんたの分を準備しておいたらOKだし。
お経が済んだらお茶出して、お布施もここに用意したからこれを出すんよ。」
というわけで、冒頭の言葉。
「お寺さん相手に何話したらいいのーー?」
「何にも言わんでいいよ。黙ってお茶出したらお寺さんが話してくれるから。」
「・・・お姉ちゃんはーー?」
「私、出勤~♪♪」
さて、仕事を終えて帰宅してみると、ニコニコだった。
お経の後で
「それではご焼香ください。」
って言われて、
「ショウコウ??・・・あ!焼香か!」って、一瞬考えただけで分かったし!
線香つけて、ナマンダブって、言ったんだけど、言って良かったの?
そっかーー。良かった~。間違ってなかった!!
更に、資格試験の受験票を仏壇に置いていたのを見て、お寺さんがその資格のことについて話をしてくれたそうだ。
たまたまお留守番の娘のものだったので、
「仏様に置いといてよかったーーー。」
受験票やら、通知表やら、「ご先祖様に見てもらおう」とか言っていつも仏様に置くのだが、ちょうどよいのが上がっていて、良かった。(笑)
実は、普段なら、お寺さんが来られる時には撤去するんだけど、今回はわざと置きっぱなしにした。
お寺さんも、私の意図をくみ取ってくれたみたいで、その資格試験の話題を振ってくれたらしい。
初めてのお寺さん相手のお留守番。
無事にやリ過ごせて、ちょっと大人になれたかな?(笑)