2016.12.14
小学生習字教室。6年生は先月昇段試験が終わったので、もう小学生の間には、段が上がらない。
ふと思いついて、中学生の課題を見せたら、
「わーー!面白そう。やります!!」
というわけで、今月は行書に挑戦している。
この子たちはおそらく、中学校へ進学したら、ここへはもう来ないだろう。
「ならば、今のうちに、書道の楽しさを味わわせてやっても良いだろう。」と、思ったわけだ。
なにせ、今まで何年もかけて、一つ一つ止めては書き、書いては止め。
ひたすら丁寧に、キッチリとを心掛けてやってきた習字なのに、
行書になったとたん、・・・もっと速くていい。続けていい。
「今までのあれは何だったの?」という破壊力だ。
まだまだちゃんとは書けないけれど、とても楽しそうにリラックスして書いている姿に、こちらまで心が躍った。