書道教室に通ってくる子、また、7月から川西保育園でかかわっている小学生たち。
どの子もみんな個性が色々で、正直、とても楽しませていただいています。(笑)
さて、最近思うことなのですが。
親のかかわり方が、子供の成長にはとても大事なのよね~と、いうことです。
どこのお母さんもお父さんも忙しいから、子供に関わる手間ひまが、とてもとてもタイヘンに感じるのかもしれません。
私自身も、かつてはとっても忙しかったです。
子供に面倒くさいことを言われると、「今忙しいから後でね?」って、何度言ってしまったことか・・・。(^^♪
でもね、考えてみてください。
あなたがお子さんと本気で向かい合えるのは、あと何年ですか?
ええ、子供が巣立って行くまで残された年数は、今感じているよりは、ずいぶん短いのです。
・・・と、気づくのは、子供たちが出ていく時かもしれません。(笑)
落ち着いて考えてみれば、ほんのちょっとの間です。
永遠に続くような気がするのは、ほんの錯覚です。
何と比べたらよいのか?
子供が小学生になった今、ずいぶん楽になったでしょう?
赤ちゃんの時には何にもできなくてただ泣いているだけだった子が、今では自分でトイレに行ってくれるし、ご飯だって自分で食べてくれる。
服を着替えることだって、お風呂に入って体を洗うことすら、自分でやってくれる。
と―――――っても、楽になったでしょう?
そこを喜びませんか?
もう小学生だから当たり前。
・・・ではなくて、「こんなに成長してくれてうれしいヨ。」っていう感覚。
それを感じていたら、こんなに楽しいことはないと思うのです。
よその子と比較する必要もありません。
その子のちょっと前と比べたらいいのです。
あんなにタイヘンだったのに、今はこんなに良くなってくれた。
ありがとう。嬉しいヨ。
・・・って、思っていたら、子供にガミガミ言わなくて済みますよね?
親も子もお互いに、ハッピーになれるでしょ。(#^^#)
だから、子供が何か話しかけてきたときには・・・。
忙しくしていても、ちょっと目を合わせて、その子が何を訴えているのか、何をやりたがっているのか。
頭ごなしに「ほら!今はそんなこと言ってる時じゃないでしょ!」とか言ってないで、ちょっとだけ、耳を傾けてみませんか?
あとちょっとの間だけなのです。
子供が子供としてあなたに甘えてくれる時間は、もういくらも残されていないのかもしれません。
甘えてくれている間にしかできないこと、その時だからこそできること、それを逃してしまっては、もったいないです・・・。
今、忙しいけれど、それを振り返ってみた時には「あの頃は良かったな~」って、思える時なのかもしれませんよ?
その、とっても素晴らしい今の瞬間を大事にしてほしいのです。
それが、親も子も、共にシアワセな時を過ごせる秘訣なのではないでしょうか?
ちょっと前を振り返ってみる。
そうすると、子供が成長してくれて、とてもありがたいのだということがわかる。
そこに視点を置いて、喜ぶこと。
・・・それが、シアワセのコツだと、私は思います。
今日は、いつもノーテンキに喜んで生きている武内の、シアワセに生きるためのちょっとした秘訣をしゃべってみました。(#^^#)