車を運転しながら、
ふと書道の師匠の後ろ姿を思い出しました。
私が師事していたのは
もう30年以上前のことです。
当時、師匠は70代でした。
おばあちゃんのくせに、
やたら歩くのが速い。(笑)
一緒に電車で出かけた時などは
油断していると駅の構内で
ずいぶん距離が開いてしまって
慌てて駆けつけることが多かったです。(^^ゞ
当時私は20代で、
今とは違ってスポーツしていた頃の話ですよ？
信じられんほど元気なばあちゃんだな～～。
さすが大正生まれは違うな～。
と、感嘆したものでした。(笑)
ずいぶん前に亡くなりましたが、
今でもたまに、
夢に出てくることがあるんですよね～。(笑)
今日、
運転していて思い出したのは、
歩く後ろ姿でした。
丸まっちい小柄な体を
かなりのO脚で
スタスタと歩く、
速足のおばあちゃん。(笑)
私は師匠の後ろ姿に
ずいぶん影響を受けていたのかもしれません。(^^♪
なぜ突然、師匠を思い出したのか？
いつも日曜日は、
早朝にセールスライティングの勉強会を開いています。
今朝も、
いつも通りでした。
日本列島の
端から端まで
ちょうどいい具合にバラけた各地から、
みんなが集まってのオンライン勉強会。
もう何年も続けていますが、
今だに面白くてしょうがない勉強会です。(笑)
そのメンバーの一人に、
書道をやっている方がおられます。
今日はたまたま、
画面の背後に練習中の書道の作品が見えました。
ちょっとPCの向きを変えてもらって、
見させてもらいました。
やっぱり、
芸術作品を見るのは、
心が洗われる思いです。(#^^#)
一所懸命作品を書いていた
若かりし頃が思い起こされて
懐かしい気分になりましたね～。
・・・そんな早朝の、
一コマがありました。
だからでしょうか？
それから数時間後に車を運転した時。
信号待ちをしていて、
ふと、
師匠の後ろ姿が
思い出されました。
到着地点に待ち構えていたのはコレでした(笑)
色んな懐かしい思い出を振り返りながら
運転して到着したのは、
市の図書館。
車を降りて正面に回ると・・・
正面玄関には、
書道展の看板が出ていました。(笑)
思わず書道展に
吸い寄せられそうになるのを我慢して
目的の本を借り出しました。
当然、
用事を済ませたら
自然に足は展示会場に・・・。
私が書道協会に所属していたころには
別の会場でもっと大規模にやっていたけどな～。
コロナの時期だからかな？
などと思いながら、
先生たちの作品に魅了されたひと時でした。(#^^#)
30年前に
結構なおじさんだと思っていた方は、
複数点の作品。
まだまだご健在なのね～。(#^^#)
などと、心の中で呟きながら、
一つ一つの作品を見ていて・・・
あれ？
親しくしていた先生の作品がありません。
「Y先生は、書道協会をおやめになったのですか？」
思わず、
案内係の方に尋ねました。
「ウチの会にはいらっしゃるんですけど、
書道協会はやめられたんですよ。」
詳しい事情は分からないけれど、
でも、
書道は続けていらっしゃるらしい。(笑)
その方、当時は、
書道のほかにも、
私と共通した趣味を持っておられたんですよ。
当然、
色んな所で出会うものだから、
親しくして頂いた方です。
当時20代の私には、
その方の書風は素晴らしすぎて、
尊敬の念をもって見ていました。
今はもう、
芸術の書道はやっていない私ですけれど、
もしもまた始めることがあるならば、
私はきっとその方から学ぶだろうな～。
と、思っていた方です。
そうそう、
10年ほど前でしたか、
芸術はもうやめよう！！
と思った時に、
所持していた大量の書道用紙を譲ったのも、
その方でした。
あんた、
ホントにええんかね？
こんなにいっぱい。。。
ホントにもう、
未練はないんかね？？
何度も何度も念を押しながら、
嬉しそうに車に積んで行かれました。
2尺×6尺
2尺×8尺
大きな紙をたくさん持っていました。
かなの紙も、
漢字の紙も。
金銀がちりばめられた仮名用紙。
漢字の用紙としては珍しく、
柄の入った紙。
おそらく
購入金額は
10万円以上は超えたでしょうね～。
若い頃は、
いくらでも書いていましたから、
たくさん持っていたものです。(笑)
今日の午前中、
あれやこれやと
昔のことを思い出した、
懐かしいひと時でした。
私はもう芸術の書道をやることは
ありませんけれど、
やっぱり、見るのは今でも好きです。
今日は書道の思い出に浸った、
午前中でした。
以上、
徒然なるままに書いた、
長い独り言でした。(^^♪
お付き合いいただき、
ありがとうございます。m(__)m
