がんすの里で

私の両親と一緒に
お墓参りへ行きました。

武内家のお墓参りへは
一般的頻度で行きますが(^^♪

親元の本家のお墓参りは、
ずいぶん久しぶりです。(^^;

子どものころには毎年行っていましたが
大人になってからは
あまり行かなくなり、

前回行った時には
「道路が便利良くなったな~\(^o^)/」

と、思いながらの、
10年以上のご無沙汰!

という(^^;
あまり大きな声では言えない体たらく。(^^;

「あと何回ここに来れるかのぉ?」

と、言いながら
せっせとお墓の周りのお掃除をする両親。

こんなにきれいにお掃除が行き届いたお墓なのに、
もっときれいにしたいのか?

どうやら私と両親では”キレイ”の基準が違うらしく、
いつまでたってもお掃除の手は止まらない。

何しろ墓石がいっぱいあるし、
供えるお花の数も半端ない。

母は張り切って前日には
お店の仏花を買い占めてきたんだそうだ。(笑)

一抱えもあるお花を
花立てに挿していくけどなかなか終わらず。



ちょっと陰に入って
お茶飲もうや~。

声をかけないと熱中症になりそうだ!

戦前生まれは
頑張りようがケタ違いです。(笑)

お墓参りが済んで

さて、
お墓の近くには
まるでウチのために
作ってくれたんじゃないかというような
立派な橋。

そのたもとに作られた道の駅が
なかなか素晴らしい。(笑)

トイレ休憩に寄ったんだけど、

「あ、充電器あるじゃん。
ちょうどいいね。」

とばかりに、
充電しようとしたら、
カードをかざさなくてもOKなタイプ(@_@)

つまり、
無料のEV充電設備でした。

まるで生長の家の施設のようだ!!

おお~~~\(^o^)/

これはなかなかイイではないですか。

やるじゃん、
よがんす白竜!

がんすって何?

ところで、

「よがんす」って、「いいね~」の意味?

と、夫が聞くので
昔、父から聞いたことのある
ダジャレみたいな早口言葉?を思い出しました。

ガンショー寺で説教が、
がんすんでがんしょうか?(あるんでしょうか?)
がんせんのでがんしょうか?(ないのでしょうか?)
がんしゃあ(あるなら)
がんす(あります)いうて
話ががんしょうが(あるでしょうけど)
がんせんけん(ないので)
がんせんのでがんしょうじゃあ
がんせんかい。(きっとないんでしょう)

だったかな?

ま、だいたいこんな感じ。(笑)

たぶん、
「ございます」が縮まって
「がんす」になったのかと思われます。(#^^#)

だから、
「よがんす」とは、
「よろしゅうございます」
なんじゃないかな?

田舎の思い出の数々

ところで
子どものころのこと。

同世代のいとこが、
いとこ同士でしゃべる時には普通に話すのに、

大人に対してあいさつする時には
キチンと「がんす言葉」で話していたっけ。

あれは
すごくオトナに見えたな~。

なんてことを思い出しながら、
道の駅で買ったハトムギ茶を飲みました。

いなかの景色を見渡すと色んな事が
思い出されます。

子どものころ、
父親から聞かされて
腹を抱えて笑った、
父の少年時代のデインジャラスな
事件の数々。

ウナギ事件

ねーねー、
電気でウナギ捕まえてて
自分が感電して死にかけたっていうのは、
どの辺?

おお、あれはもっとあっちのほうじゃ。
この辺にゃあウナギが
ようけ、おってのぉ。

夜仕掛けを置いたら
朝にゃあ中に入っとったのお。

電気でやったら
なんぼでも捕れたんじゃが。(笑)

でもそれで、
自分が感電したんじゃあ・・・。
ね~。(笑)

溺れかけ事件

川に流された時に
橋脚のゴミに引っかかって
助かった話は、
どうやって助かったんだっけ?

あれは○○さんが
竹竿で引き上げてくれた。

母親の言うことを聞かずに
大水の日に遊んでいたら流されて、

流れながら走馬灯のように
いろんなことが思い出された。

とかっていう話だったかな~?

ふと顧みれば今は(笑)

父親の昔話は面白くて
子どものころに大笑いして聞いたものだったが、

その父親が今では米寿。
もうちょっとまめに
連れてきてあげればよかったな~。

いや、でも
今来れて良かったな。

まだまだ
こんなにお掃除できるほど元気だし!

帰路、
初めて広島空港へより、
おそばを食べて帰りました。



小旅行みたいで楽しかったね。
とは、夫の言葉。(#^^#)

今年初めには80代でウチの教室に
zoomデビューした叔母も、
会いたがっていたから行ってみたかったけど、

さすがにお墓参りだけでくたびれちゃった。

うん。
今度は叔母の家のほうへも行ってみようか。

歳を取っていろいろと
思うようにいかなくなった親。

だけど、
その親に育てられたからこそ
今ここにいる自分。

もっと親切にすればよかった。

なんて、
あとから思うのはイヤだから、
今できることをできるだけしておこうと思うのです。

あなたは親とはどんな接し方をしておられますか?