2016.05.24

「和恵ちゃん」と、呼ばれた。

この歳になって身内以外でそう呼んでくれるのは、一体誰だ!?

「私のこと、分からんじゃろうね?」

「はい。ごめんなさい。どなたですか?」

○子ちゃんのお母さん。

って、言われれば名前は覚えてるけど、・・・田舎の保育所で一緒だった子じゃん!

「和恵ちゃん、耳聞こえるようになったんってねぇ。良かったね~。」

「そうなんです!ありがとうございます!」

・・・聞こえなくなったのが49年前で、聞こえるようになったのが35年前。

もう聞こえなかったのを知らない人の方が多い中、今さら?(苦笑)

(聞こえなかったのは片耳だから、さして日常生活に支障はなかったんだけど)

そう、母が信仰し始めたとたんに聞こえるようになった。

当時仲が良かったわけじゃなく、むしろ逆の記憶の方が多い○子ちゃんのお母さんにまで、ウチの母は耳が聞こえなくなったいきさつを話していたそうだ。

ほんのちょっと目を離したスキの事故で、我が子が片つんぼになった。・・自分を責めていたみたい。

私も、子供を育ててみて初めて、母がよく口にしていた「まさかあんなことになるなんて」と悔やんだように言っていた言葉のキモチがわかるようになった。

でも、大丈夫。今じゃあ地獄耳かというほど、良く聞こえる。(笑)

聞こえなくなったのは、誰のせいでもなくて、私のおてんばのせい。

そして、聞こえるようになったのは、母が生長の家を信仰し初めてくれたおかげ。(笑)

今、シアワセな自分がいて、シアワセに満たされた毎日。

○子ちゃんのお母さんに声をかけてもらえて、色々懐かしくて、心がスキップした。