昨日は2学期始まって以来最初の硬筆の練習日だった。
いつも硬筆はまず最初に書かせてみて、各人の筆順を確認している。
昨日は一人だけ、間違えて覚えている子がいた。
「ここはこうだよ。」
と教えると、納得いかない顔をする。
そこで登場するのが、愛用の『大漢語林』。
これを見せると、ぐうの音も出なくなるらしい。(笑)
もうずいぶん前に買ったものだが、今でもしょっちゅう出番がある。
このごろは何でもインターネットでグーグル先生という素晴らしい人(?)が教えてくれるが、
この辞書を買った当時は、そんなものはなかった!
当用漢字から常用漢字に移行してどれくらい経ってからだったか、その筆順が全部載っているという広告を見て、この辞書の初版を予約注文したわけ。
紙をめくりさえすれば引くことができる辞書。
私はやっぱりこっちのほうが好きだな。
今はネットで調べ物をしなくちゃいけないことが多くなり、一所懸命調べるけど、やっぱり紙の辞書はいい。
目的の字のことについて膨大な資料が一目でわかるように並んでいるからかな?
大きな辞書を紙の箱から出して、パラパラめくって字を探す、そのひと時がたまらなくワクワクする。
・・・という私は、もしかしてかなりのヘンタイ?(笑)
だけど、
子供たちにとっては、これが登場するときは自分たちが間違えて覚えているときなので、もしかしたら嫌なヤツなのかもしれない。(笑)
もちろん、私だって間違えて覚えているときも、たまにはある。
(めったにないけど。)
だから子供が間違えているなと思ったら、必ずこれを出してきて調べ、確認してから子供たちに知らせる。
ウソを教えちゃいけないからね?
つまり、子供たちに字を教えていると、大好きな辞書を引く機会がしょっちゅうあるわけ。
ん~。
昨日もなんとも楽しませてもらいましたぞ。
・・・やっぱ、辞書が好きって、ヘンタイかなあ??(^^♪