2017.06.22

「じゃあ、先生が木へんを書いてみるよ。
横の線を書いて、次に縦の線を書くよね?
ここまで書いただけで、みんなが書くのとは大きく違うところがあるんだけど、さあ、どこでしょう??
何が違うかな?見てごらん?」

「わかった!横の線がななめだ!!」

「うん。そうだね。
でもそれは、みんなのも、ちゃんとできとるよね?
じゃあ、ほかに違うところはどこだ?」

「えーーと、えーーと、わかった!!
真ん中じゃない!!」

「そうそう。あたり!!
横の線の、ど真ん中に縦の線を引くんじゃなくて、ちょっと右側に寄ったところで縦の線がぶつかっとるよね?
みんなと違うのは、そこだね?」

「そっかーー!」

「その次はこうだよ。
さあ、みんなと違うのは、どこでしょう??」

「うーーん。わかった!!
ここ(右側)が短い!!」

「そうだそうだ!短くて止まっとる!!」

「そうだねー。
でも、もう一つ違うところがあるよ。さあ、どこでしょう??」

「うーーん。・・・わからん。」

「ほら、よく見てごらん?右側は交差点よりちょっと下がったところから出発しとるよ?」

「あーー!ホントだ!!」

「左側は交差点から出発するけど、右側はちょっと下がったところから出発するんよ。」

「へ~。」

硬筆は、漢字の書き取りみたいに”ちゃっちゃ”と書いちゃう。
「手本をよく見て書け」って言ってみても、何をどう注意してみたらよいのかがポイント。
そこまで教えないと、子供にはわからない。

今日はクイズ形式で伝えてみたら、真剣に考えてくれた。(笑)