「私の書き順、
全然違ってることに気づきました。」
【3ヶ月集中オンライン美文字講座】の参加者さんが、
そのような感想を言われました。
それを聞いて、
なるほどな~。
うちの教室に来られる方は、
なんて素晴らしい人ばかりなんだろう!
と、昨日は感動しました。
なぜなら、
私から見れば、
その方の書き順はほとんど正しかったのです。
おおむね正しい書き方をしていらっしゃるけれど、
ちょっとだけ、
間違えて覚えておられる部分がありました。
大枠の法則には当てはまって書いておられた。
違っていたのは、
たった少しの部分です。
ハッピーとアンハッピーの境目はココ!
考えてみてください。
コップの中にお茶が入っています。
半分ほど入っています。
これを見て、
あなたはどう思いますか?
「たった半分しか入っていない。
もっとくれたらいいのに。
・・・ケチだなぁ」
と思う人。
一方で、
「わ、こんなにたくさん入ってる!
いっぱいあるから子供には多いな。
私も一口飲めるぞ。バンザイ!」
と思う人。
現象としては、
どちらも、「コップに半分のお茶」。
違いは何かというと、
それをどうとらえるかだけです。
だから、
できればこう考えてほしいな~。
私の書き順は、だいたいあってた!
違ってたのはほんのちょっとだ!
ここだけ直せばいいんだから良かった♪
なぜ私は素晴らしいと思ったのか?
さて、冒頭の話に戻ります。
書き順がほんのちょっとだけ違ってただけなのに、
「私の書き順は全然違ってた!」
と思うのは、
「バッチリ完ぺきに正しく書きたい」
という気持ちの表れじゃないでしょうか?
つまり、
その方がとても向上心のある方で、
「いい加減な妥協はしたくない」という
お気持ちの表れに違いないと思ったんですよね。
だから私は、
素晴らしいな~と、
感動しました。
でもね、
もう分かったでしょ?
大丈夫!
あなたはほとんど正しく書けてるから!
直したらいいのは、
あと少しだけ。
ほんのちょっとだけなんです。
そもそも書き順を指導する理由とは
それに、
字をきれいに書くために直すべき書き順は、
ほんのわずかです。
大枠の書き方が合っていたら、
きれいに書けます。
私が書き順をお教えするのは、
ひっちゃかめっちゃかの書き順だった方に、
「書き順の大体の法則性」を覚えてもらうため。
1つも間違えずに書かなきゃいけません!
なんてことを言ってるわけではないんですよ。
だから、大丈夫。(*^^)v
今日は、
ホントは素晴らしいのに、
逆に
「私はダメだ」
と、思いがちな、
うちの教室に集まってくる素晴らしい方々に
エールを送りたくて、
こんなことを書いてみました。
いつも言うんですけど、
「字をきれいに書けるように変わりたい!」
そう思ってうちに来られる方は、
それだけでもう十分ステキな方たちばかりです。
この教室に入っておられるというだけで、
既にあなたは素晴らしい。
堂々と、胸を張って字を書いてほしい。
それが私の願いです。
追伸
3ヶ月集中オンライン美文字講座ってなあに?
そんなあなたは、
こちらをご覧ください。(笑)