2016.01.27
花びらがふるように良き言葉を雨ふらせよ。
今日、私が信仰している生長の家の会合で聞いた言葉。
そういえば、私はかつてこの言葉が好きで、紙に書いて張ったりしていた。あれは、どこへやったのだろう?
さて、この言葉がどこから出てきたかというと、育児についてのトークの中で。
講師曰く「上の子には普段からしっかり、良い言葉をかけて、ほめてやる。下の子(赤ちゃん)が泣いてても、少々ほっといていい。『あなたが大好きなの!』と言ってお姉ちゃんをぎゅ~~~っと抱きしめていたら、『お母さん、もういいから赤ちゃんにおっぱいあげて!』と、お姉ちゃんから言うようになる」と。5人育てたけど、上の子の赤ちゃん返りなんて、なかったそうだ。
・・うちも、赤ちゃん返りの現象は、なかったな。
そう、上の子をしっかりほめて、かわいがると、上の子は必然的に下の子をかわいがるようになる。
何年か前、長女がふと思い出したように言ったことがある。
「ねえ、母さん、私に『お姉ちゃんなんじゃけえ我慢しんさい。』って、言ったことないよね?」
「ないよ?なんで?(そんなこと聞くの?)」
「お姉ちゃんどうしの会話でね、『何がイヤかっちゅうて、”お姉ちゃんなんじゃけえ我慢しんさい”っちゅうのがイヤなんよね~。』『そうそう!』っていうのがあったんじゃけど、『私、そんなこと言われたことないな~』と思って、会話に入れんかった。」
「あれ?言って欲しい?じゃあ言おうか?」
「いやいやいや、遠慮します!!」
そう、世の中のお母さんたちは、普通にそう言ってしまうらしい。
ありがたいことに、生長の家でそれは絶対NGだよと、教わっていたから、幸いにも私は言わずに済んだ。(笑)
上の子は素晴らしい。下の子に比べたら、色んなことができる!
だから下の子にも、「お姉ちゃんはすごいね~」って、言って聞かせる。そして、何かお姉ちゃんが良いことをした時には、ここぞとばかりにほめる!「やっぱり、お姉ちゃんは素晴らしい!!」と。
お兄ちゃん、お姉ちゃんに自信を持たせる。そして、あなたを愛しているよというメッセージを伝える。
たったそれだけで兄弟仲良しのよい子に育つ。
さて、私はこの頃、良い言葉をかけ続けているだろうか?我が子にも、習字教室の子供たちにも。
冒頭の言葉、また紙に書いて貼っておこうかな?
あなたは、花びらがふるように、良い言葉を、雨ふらせていますか?