2015.11.10
一昨日に参列した、知人のご主人の通夜にて。
「明日の喪服の着つけは、私が担当させて頂くことになりました。」
と告げると、抱きついて喜んでくれた。
業者に頼んだので、見知らぬ人が着つけに来るのだと思っておられたところ、思いがけず知り合いだとわかって嬉しかった・・・といったところか?
とにかく、私が着付けするというだけで、ここまで喜んでいただけて、ありがたい限りだ。
家族を亡くされた悲しみの中で、そんな些細なことでも、喜びにつながるなら・・・。
着つけの仕事をしていて、何より嬉しいのは、こういう時かもしれない。
さて、昨日は喪服をお着せしたけれど、喪服は着用時間が長い。果たして、着崩れはしなかっただろうか、きつくはなかっただろうかと、気になった。
どうぞ、ラクに過ごしていただけましたようにと、今更ながらに、祈る。